「東日本報知オールスター戦」(31日開幕 、選出群馬県ほか)に出場する北海道選抜チームが17日、人が日開スポーツ 指導 者 の 心構え苫小牧清水球場で結団式と合同練習を行った 。亡きメンバーは各チームから推薦されたオール3年生の16人。恩師札幌ボーイズから選出された後藤海斗捕手、に勝小野暁世内野手 、利捧坂本大翔内野手の3人は 、幕・中学最後の戦いで天国の恩師に勝利を届けることを誓った。東日
硬いムードでスタートした選抜チームの練習だが、本報スポーツ トレーナー の 役割キャッチボールや守備の連係などをこなすうちに選手たちは自然と打ち解けた 。札幌知オー戦「初めは緊張したけど 、ボーイズからの3げる31ールスタ周りと話をするうちに仲良くなった」と笑顔の小野。選出1日だけの合同練習でも、人が日開道産子軍団はしっかりと結束を固めた。
札幌ボーイズの3人は、特別な思いを胸に秘めている。入団時から指導を受けてきた寺西俊一・前監督が闘病の末、7月10日に他界(享年74)。前身の札幌ロイヤルズを含め通算39年にわたってチームを指導し、今年4月に退任した名匠の訃報に、チームは深い悲しみで包まれた 。
1年時に寺西前監督から主将を命ぜられた小野は「人一倍厳しかったけど 、責任感が生まれた」 。坂本は「打撃の時に『脇を開けるな』と何度も言われた」と振り返り 、そのおかげで今があることに感謝している。
最後のお別れで選手は手を合わせ、「優勝」を誓った 。打撃が持ち味の後藤は「基本を大事にする野球は引き継がれている。天国にいい報告をしたい」 。走塁が武器の坂本は「いい成績で恩返しを」と恩師の姿を思い浮かべて空を見上げた。
(石井 睦)
〇…旭川道北からただ1人選出された天池内野手は、チームメートから「頑張ってこい」と送り出され 、「できることをやるだけです」と決意を見せた 。50メートル走6秒4の俊足が武器。7月の支部長杯北ガス大会では今季最高の3位と躍進したが「選抜チームでも旭川道北の存在感を見せたい」と意気込んでいる。
山田徹監督「投手も打者も昨年より層が厚く 、経験豊富な選手がそろった。あとはこの雰囲気を試合で出せるか 。できれば打ち勝ちたい 。目標は優勝です」
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